先日、アフガニスタン支援で有名な故 中村哲さんのドキュメンタリー「荒野に希望の灯をともす」の上映会があり足を運んできました。
中村さんの功績については何となく知ってはいましたが、感激して帰ってきました。
医者として現地に入った中村さんは、薬で病人を治すよりも、作付けできる耕地を増やすことが
より多くの人々を救えると考え、白衣を作業着に着替えて、自ら用水路の設計、重機の運転をして
大河の流れを用水路に呼び込みました。
その背中に長引く戦禍に希望を失いかけていた多くのアフガニスタン人が共感し大きな力となり
荒野を確実に緑地に変えていきました。
「一隅を照らす」という言葉、それぞれが小さくとも自分の周りを明るく照らすことで
小さな灯が集まり、中くらいの灯になり、さらにそれが集まって大きな灯になっていく
というイメージをしっかりと思い起こさせてくれました。
感激しっぱなしにならぬように行動したいものです。 樫内