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しばたの車窓から

るるる るっるっる るーるるー るーるー♬

本日は「しばた台輪」の一階・囃し方からの風景をお送り致します。

 

今年は27日の奉納台輪はめずらしく雨に見舞われましたが

帰り台輪は暑さもそれなりに落ち着いた、晩夏の夕暮れとなりました。

マジで引き出す五分前~

台輪は二階建てバスに例えると一階部分が囃し方です。

3帖の広さに7~10人 エコノミークラスやね

はーいーやーあ!ドン🥁!ひゃらら~♬

午後六時。下町台輪を先頭に、諏訪神社を順次出発

屋台の並びを通り抜けてこちら「武者だまり」に入りました

屋台が途切れた清水園入口付近はすでに観客でいっぱい。

「武者だまり」と言われるこちらはいわば、新発田祭りにおける「合戦場」であります

※まず99%乱闘になる

後ろの台輪が前の台輪を「おらおら!どけどけ~!」と文字通り「あおり」、

がっしゃんがっしゃんと台輪もあおる。やられた方も負けずにがっしょんがっしょん。

基本、引綱から手を放さずにがルールですが、

押し合いへし合い、ぶつかり合ううちに熱くなってねえ、まあ、その、ほら。

手とか✊足とか👣

 

このあとも目の前で華々しい?合戦が繰り広げられ、

観客の方々も台輪から高みの見物を決め込む我々も、

大いに盛り上がった写真も撮影されているのですが

参戦された紳士諸君の顔面がVシネというかアウトレイジというか

仁義なき人々(# ゚Д゚)な感じ?に映っておりまして、

個人の人権・名誉・社会的立場・家族からの視線等

なにか大切なものを著しく損なう恐れがありましたので、

掲載を見合わせました。画像も消去。

 

 

そうこうしているうちに、とっぷりと日もくれました。

観客の皆さんも熱い戦いを見つめております。

乱闘…じゃなくて、もみ合いのたびに警察のホイッスルが鳴り響き

サンバカーニバルのよう…

とんとん、すっことっと、すっことっと🥁。

職人町の御神輿を見送り(格が違いますからお行儀よく、皆拍手で)

ハイライトは諏訪神社から290号との交差点まで、

六町内の台輪が縦一列に勢ぞろいして、照明が落とされ

市長の掛け声からの一斉あおりも行われました

六台輪はここで道別れ。

両町・三之町・四之町はそれぞれの町内へと帰っていきます。

下町・泉町・上町はこのあと第四銀行の前で最後に揃って

あおって(揉みあって)帰還の途に

観客の方々も散会となり、帰り台輪はひゃらら~♬と

町内に向かいながら祭りも終わりに向かいます。

 

 

この時点ではまだ新発田のお祭りは終了ではなく

六町内の台輪が地元に帰り数時間が経ち、

屋台の片付けも終わって。街の様子はすっかり祭りの後。

人気もなくなった午前一時半の諏訪神社境内

職人町の方々により三日間市内を巡行していた御神輿が収められて

還御式が始まります。

白黒の鯨幕に覆われ、篝火が焚かれた境内は咳をするのも憚られるほど。

厳かな雰囲気の中で粛々と神事が執り行われます。

 

神事は一部、中での見学も可能ですが今回は外から拝見させていただいてました。

神事が終了したのは午前三時。ご神職の方々はこれから片づけられるのでしょうから

本当にお疲れ様です。

毎年、帰り台輪が終わると疲れ果てて、

なかなか還御式を拝見する機会(と体力)がなかったのですが

今年は踏ん張って、見届けることが出来ました。

つぎは社殿に上がらせていただきたいなあ

気温が35度を超えても、宿題が終わっていなくても

祭りの終了と共に、新発田の夏は終わりと思う。

 

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