弊社の設計スタジオ LEAFでは北欧雑貨を扱っております。

なぜ北欧かというと日本と北欧のデザインには根底に共通する感性がある、と

思うからです。たとえば「自然や生物への感じ方」や「手仕事を大切にし尊ぶ

クラフトマンシップ」、「シンプルなデザインを好む」など

日本にも良いモノはたくさんありますがよく似た感性が別アプローチで生んだモノが

現代の新潟での家づくりにぴったりなのではと思いました。

最初はトラムに乗って多くの名作を生んできた歴史ある陶器工場アラビアへ

アラビアもイッタラも現在、高品質の刃物で知られるフィスカルス傘下に入っており、かつての陶器工場は閉鎖していました。

工場閉鎖から1年半、現在アラビア製品はすべてタイでの生産に移行し、この旧工場建物はミュージアムになっていました。残念なことです。

アラビアとイッタラの初期から現代のデザインまで年代順に並んでいました。

イッタラのガラスの色見本。美しいですね

マリメッコ本社のアウトレットも行きましたが北欧の物価高を実感。日本での購入と変わりません。ペーパナプキンはたくさん買いました。

セカンドハンド(中古)の店を周りカップやプレートを物色しました。

こちらはストックホルムの有名店

フリーマーケットにもたくさんの陶器類が!掘り出し物にも出会いました。

木工製品がずらっと。仕上げもていねいです

持って行ったクッション材やプチプチを駆使して荷造り!郵便局から発送しました。

先日、荷物が届き心配していたガラス製品や陶器類も破損ゼロでほっとしました。順次お店に並びますので是非足を運んでご覧ください。

樫内

 

 

先日、念願だった北欧(フィンランド・スウェーデン)に行って来ましたので写真を交えてご紹介します。

旅のテーマは

① 建築物・街並みを視察すること

② 弊社スタジオが扱う北欧雑貨の仕入れ

の2つでした。まずは建築編です。

最初は通称「岩の教会」と呼ばれるテンペリアウキオ教会です。設計はスオマライネン兄弟です。この地味目な入口の内部は・・・

なんと岩盤を爆破!!して空間を確保してある教会です。丸い屋根は内外共、銅板で仕上がっています。ちょうどピアノ演奏をしていました。

 

 

 

 

 

 

賑やかな広場に建つカンピ礼拝堂、近づくとかなりのスケールです。残念ながら内部は見れませんでした。

外部仕上げ接写。材料にはハンノキを使用

ストックホルム市立図書館の外観です。北欧建築の巨匠と云われるグンナー・アスプルンドの設計

外部から見えた円柱の内部空間、息を呑みました。3層にわたる書庫が360°に並び壮観でした。

次回は雑貨買付編です。お楽しみに。

樫内