♪いーえーをーたてるーならー

右・左、どっち?

 

これは新潟市内某所に実在する案内看板です。

左に進めば女の池、右に進むとバ…高齢女性の山。あなたならどちらを選びますか。

 

いやいや、男子たる者ここは迷わず左っしょ!!という貴方。

ひとまず本能と煩悩のままに進むのはやめて、ちょっとお考えください。

 

 

米どころ新潟はその名のごとく、潟が多く点在する水の都です。湊と運河という水利の恩恵で発展した街ですがその反面、地盤には注意が必要。

 

 

もちろん真剣に家づくりを考える際には地盤調査が必要不可欠ですが、建設用地を探すとっかかりとして面白いのが,

地名です。

 

「〇〇町1丁目」という住居表示とは別に、地域特有の地形や土質、歴史などが隠れていることの多い「地名地番」。

 

地盤調査のプロの方などは「〇〇市の△△地内です」と聞いた途端、なんとも言えない微笑みを浮かべられること、よくあります。 その顔どっちの意味や、と心がざわめきます。

 

 

地名に「池・沼・潟」などが付くところは昔は水辺に近かったのかなー、低いかなー、

ということが想定されますし、反対に「山・丘・台」は高いイメージがあります。

過去にここで何があったんだ…と気になるものもありますよね「八つ墓村」とか

 

 

ちなみに新潟市には「山」のつく地名がとっても多い。特に東区は石山・粟山・中野山などなど、地名だけなら山脈。でも行ってみると真ったいらだったりします。なんでや!

 

 

地盤調査の結果によって地盤改良工事にかかる費用も変わってきますから、家づくりにおいて

土質はとっても重要なファクター。土地をお探しでお時間に余裕のある方は、地図を眺めてみると面白いかもしれません。お勉強にもなりますし、結構ツッコミどころ多いですよ。

 

 

ちなみにちょこっと調べてみると、「女池」の近くに「男池」も実在していたそうです。

「じじがやま」は確認できませんでした。ご存知の方、情報プリーズ。